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第3回領域推進会議・第4回研究交流若手ポスター発表会

会期:2013年7月5日(金)~6日(土)
会場:東京大学医科学研究所・講堂&白金ホール

領域代表 井上純一郎

平成22年度よりスタートした「修飾シグナル病」領域も4年目を迎え、公募班の多くが入れ替わりました。計画班7班、公募班23班、総勢30班で今後2年間研究を楽しみたいと思います。そのメンバー全員が一堂に会する領域推進会議が平成25年7月5日(金)昼過ぎから6日(土)の昼まで、東京大学医科学研究所・講堂において開催されました。

領域代表井上の挨拶のあと、異分野連携を統括する武川先生から連携のためのシステム全体の説明があり、続いて構造生物学連携支援について石谷先生、プロテオミクス連携支援について尾山先生、数理シミュレーション連携支援については市川先生から具体的な説明がありました。公募班の先生方には、連携システムの積極的な利用をお願いしたいと思います。

続いて、計画研究7班及び公募研究11班の研究概要の説明です。活発な質疑応答で会場が盛り上がったおかげで、この日の会議終了時間が予定より30分以上遅れてしまったのですが、本当はもう少し時間が欲しかったというのが正直なところです(前回の領域推進会議報告でも私は同じ事を書いていますね。次回は、時間配分を検討します)。この後、研究交流若手ポスター発表会のため、白金ホール(生協食堂ですが)に移動しました。

このポスター発表会の目的は、若手育成です。各班から学生さんや若手研究者によるポスター発表お願いし、軽食をつまみながら、活発な討論が続きました。いつもそうなのですが、発表会の予定終了時間になっても討論が一向に下火にならないので、領域長としてポスター撤収をお願いすることは本当に苦しいことでした。その点、この秋に予定している合宿形式の若手ワークショップは十分議論できるので皆さん楽しみにしていて下さい。

今回の会議では、これまでに無かった企画が加わりました。深田研の吉種くんと私の研究室の田口くんが中心になり目黒の居酒屋で若手中心の2次会を企画してくれました。私自身は皆さん会議の疲れでそんなに集まらないのではと心配していたのですが、ところがどっこい、若手だけでなく研究代表を含めて50名近い方に参加していただき大変盛り上がりました。この若手のエネルギーの高さからすると次回の若手ワークショップは大変なことになりそうです。

翌日も医科研講堂で公募研究12班の研究概要の説明があり前日同様活発な質疑応答が飛び交い、やはりもっと時間が欲しいという気持ちでした。最後に私から班員の皆さんにご挨拶としつこいですがもう一度運営上のお願いをさせていただきました。

会議を通して、公募班員の皆さんのサイエンスのレベルの高さを再認識するとともに、大きなエネルギーをいただきました。領域長として、喜びを感じるとともに皆さんとともに「シグナル伝達とがっぷり四つになって奮闘する」決意を新たにした次第です。どうか皆さん今後とも領域発展のためご協力よろしくお願い致します。


医科研正門に掲示した講堂を示す案内板


会議中の会場の様子


活発な討論がいつまでも続くポスター発表会

新企画:2次会(@目黒駅近くの某居酒屋)