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日本生化学会にて領域関連シンポジウムを開催予定

 2013年9月11日~13日にパシフィコ横浜にて開催予定の第86回日本生化学会において本新学術領域研究班員が企画したシンポジウムが開催されます。
ふるってご参加ください。

タイトル 次世代シグナル伝達研究への展開
オーガナイザー 井上純一郎、徳永文稔
開催日時 2013年9月12日(木)9:00~11:30
場所 パシフィコ横浜 第1会場メインホール
演者 井上純一郎(東大)、市川一寿(東大)、木下英司(広大)、尾山大明(東大)、澤崎達也(愛媛大)、徳永文稔(群馬大)、石谷隆一郎(東大)
概要 リン酸化、ユビキチン化などタンパク質の翻訳後修飾は、細胞内シグナル伝達の時空間特異的制御に極めて重要な役割を司る。これまでのシグナル伝達研究は、主に分子細胞生物学的技法によって標的分子の刺激に伴う細胞内動態を解析してきたが、次世代のシグナル伝達研究では新規アプローチを用いた動的かつ網羅的な反応機構解析が必須である。本シンポジウムでは、炎症・免疫制御に重要なNF-κB経路の翻訳後修飾を基盤としたシグナル伝達機構を中心に、リン酸化タンパク質の網羅的同定や無細胞タンパク質発現系を用いたプロテオミクス解析、構造生物学による分子間相互作用の解明、数理生物学を用いた動的シミュレーションなど、最先端解析法を用いたシグナル伝達研究の新展開について討論したい。